大隅 良典 センター長 より

 2016年4月、東工大科学技術創成研究院のもと、細胞制御工学ユニットが文科省、大学本部の様々な支援を頂き、すずかけ台キャンパスS2棟に誕生しました。そして2017年4月、ユニットから継承した数々の強みを最大限に活かしつつ、基礎生命科学から医療・創薬への応用までを視野に入れた幅広い生命科学研究を牽引・推進する細胞制御工学研究センターが新たに発足しました。

 

 現代生命科学の進展は、研究技法の開発、新鋭分析機器、さらには数理解析などに支えられて目覚ましいものがあります。本センターはそのような状況を踏まえ、生命の基本単位である細胞の理解を深め、さらにそれを具体的に操作し、利用することを目指しています。各々の研究室が中心に据える課題はそれぞれ異なりますが、分子レベルの機能原理を追求することを基本に国際的に発信力のある組織を目指しています。

 

 そのためにセンター内はもとより、東工大の生命科学、さらには工学系との連携を図る研究システムの構築を進めます。さらに文字通り細胞工学と呼ぶに相応しい応用研究を推進し、将来東工大の生命科学を牽引する組織として発展することを目指しています。